日本人の平均睡眠時間は世界ワースト1位…世界一の不眠大国となった原因とは

仕事が忙しくついこのような状態になってしまっている方はいませんか?

  • 仕事が忙しくて最近は寝るのが遅い
  • 休みの日に寝溜めをしているけど、疲れが取れない
  • 日中もずっと眠たい

毎日忙しくお仕事や家事に励んでいる方は疲労が蓄積していますが、本来疲労を回復するはずの睡眠を意識していない方が非常に多いです。
そうなると疲労は蓄積していくばかりで最悪うつ病などにも繋がってしまいます。

当サロンにはそんな疲れが知らず知らず溜まっている多くの方が整体・ヘッドマッサージを受けに来られます。
当サロンは『眠れる整体』を掲げていて施術中に眠れるのはもちろん、不眠を快眠に導く整体を行っております。

睡眠の質を意識している方もいらっしゃると思いますが、実は日本人は世界1睡眠時間が短いのです。
睡眠の質の前に睡眠時間が短いと改善のしようもありません。
今回は日本の睡眠の現状と不眠大国となった理由をご紹介します。

日本人の睡眠の現状を知ることで睡眠の興味をもち眠活に取り組む方が増えると嬉しいです。

睡眠不足世界ワースト1位は日本

OECD(経済協力開発機構)が2021年に世界の平均睡眠時間を発表しました。

OECDが発表した世界の睡眠時間
画像引用:睡眠バランス研究Project(https://wellnesslab-report.jp/pj/sleep/sleep_issues.html)

こちらの表を見てわかる通り日本は世界で1番睡眠時間が短い国となっています。
1位の南アフリカと比べると2時間も睡眠時間が短い事がわかります。
このデータは子どもの睡眠時間も含めての結果となりますので、大人に限って言えば更に睡眠時間が短くなってしまいます。
よく8時間睡眠が理想と聞きますが、実際に世界では8時間9時間寝ているという事なのでいかに日本の睡眠時間が短いかわかるのではないでしょうか。

ワースト1位を争うのは韓国

寝不足が多い韓国はストレス社会

上の表を見ると日本の次の睡眠時間が短いのは韓国です。
実は韓国も睡眠時間が短く、OECDの調査データが出るとワーストは必ず日本か韓国となっています。

韓国の睡眠時間が短くなってしまった原因としては過酷な労働環境や高学歴主義による受験戦争など、ストレス社会が要因となっています。
忙しすぎて睡眠時間の確保が出来ずに睡眠時間が短くなると、本来睡眠によって起こるストレスの緩和がされずにストレスが溜まり更に眠れなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

日本人の睡眠不足の理由

寝不足

日本も韓国と同じくストレスが主な要因となっていますが、

  1. スマホの普及
  2. 仕事のしすぎ

現代ならではとも言えるこれらも日本人の睡眠時間が短くなってしまった理由と言えます。

スマホの普及

スマートフォンの普及が睡眠不足の原因

ついついiPhoneやスマホを触ってしまってはいませんか?
画面から発せられるブルーライトが脳を覚醒させてしまうため眠りが浅くなったり、スマホの普及と共にSNSや動画コンテンツが増えた事により得られる情報量が爆発的に増え常に脳が働いている状況になってしまっています。

スマホの使いすぎによる情報量の多さと脳の覚醒によって睡眠時間が短くなってしまったと言えます。

仕事のしすぎ

仕事が急がすぎて睡眠時間を確保出来ていないのも原因

日本人は働きすぎだとよく言われていますが、実際にOECDが発表した労働時間の国際比較調査によると年間では減少傾向ではあるものの、平日1日あたりの労働時間は増えています。
これは土日に休みをしっかり取る為に平日の残業時間が増えている事が原因だと考えられます。

日本人の労働時間はアメリカやフランス、ドイツなどの国の平均労働時間に比べて3倍とも言われています。
労働時間が長いので睡眠に費やせる時間が少なくなると睡眠負債が溜まり、結果的に仕事のパフォーマンスが下がってしまっているのです。

睡眠負債

睡眠負債

睡眠不足が続くと睡眠負債が溜まってしまいます。
睡眠負債とはその名の通り寝不足などが続くと蓄積されていく損失の事を睡眠負債と言います。
例えば睡眠不足が続く事で仕事の生産性や効率が悪くなってしまいます。
例えば1日で終わる仕事が3日かかってしまえばその分損失が生まれてしまいますよね。このように睡眠負債が溜まると実際に損失が出てしまってせっかく残業をして働いていても結果的には効率が悪いという事になってしまいます。

睡眠負債については今度詳しくまた記事を書いていきたいと思います。

寝不足を減らす事で仕事のパフォーマンスも上がる

ぐっすり眠る事で仕事の効率も上がる

8時間睡眠が理想という話は有名ですが、理想の睡眠時間は個人差があります。
しかし、今回のデータの通り、世界的に見ても日本人の睡眠時間が少ない事がわかります。
毎日8時間とはいかなくても今現在よりは睡眠時間を増やす事でこれまで蓄積されてきた睡眠負債を減らす事が出来ます。
それが毎日の元気や、やる気にも繋がります。

1日の睡眠時間が5時間以内でも健康的に過ごせるショートスリーパーの方もいますが、ショートスリーパーは先天的なもので全体の僅か1%ほどしかいません。
・ショートスリーパー どうやったらなれる?

睡眠時間が少ないなと感じた方は今日から睡眠時間を確保するようにしてみてください。

オオイシ/頭と体のほぐし専門shin-shin

整体やヘッドマッサージのセルフケア、睡眠についての情報を書いています。

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