はじめまして、頭と体のほぐし専門 shin-shin 店主の大石です。
今回は簡単な自己紹介をさせていただきたいと思います。
2008年から整体を始め、温浴施設やショッピングセンターのテナントで務めた後の2014年に現在の豊岡の場所で開業をしました。
当時は現在と店名が違い『ほぐしサロン楽喜』という店名でのスタートでした。
2016年に現在の店名である『頭と体のほぐし専門shin-shin』に改名をしました。
「なんで整体をしようと思ったの?」なんて聞かれることもよくあるのですが、
『家族の肩もみをするのが好きだった』なんて心温まる理由でもあれば良いのですが…実際のところは自分が腰痛持ちだったからなんです。
「え!?」って思うかもしれないんですけど、これ結構あるあるだと思うんです。
溶接で腰痛が悪化
実は自分も若い頃は腰痛に悩まされていたひとりだったわけです。
今思えばただの運動不足だったと思うのですが、当時は立ち上がるのも辛い…そんな時もありました。
少し長くなりますが、腰痛持ちが整体をするようになったのかを書き記したいと思います。
学生時代は人並みに車が好きで特にロングノーズショートテールのFRスポーツカーが大好きで同じような車好きも周りに多かったので車関係の仕事を目標にするようになっていて、特に塗装の仕事に興味を持って板金塗装工の学校に行った訳ですが、溶接をする時にどうしても腰に負担がかかってしまったんですね。
2回だけですが、立てなくなり動けなくなった記憶があります。
実は溶接をする以前からも整体には月に一回くらい通っていました。
ガソリンスタンドで腰痛回復 のち痛み復活
結局板金ではなくてガソリンスタンドで働く事になるのですが、タイヤ交換等で重いものを持つと腰は痛くなるのですが、走り回ってる分には気にならなかったので整体に通うペースも落ちていたのですが・・・
当時のそのガソリンスタンドは驚くべきことに危険物取扱者が在籍しておらず、入りたての自分にタンクローリーのドライバーの役目が回ってきたのです。
ひとりで気ままに配達をするのは気楽で良かったのですが、快適性とは程遠いトラックの長時間運転で穏やかだった腰痛が静かに雄叫びをあげるのでした・・・。
以前ほどではないけど、整体に行くペースが少しだけ増えてしまったのです。
腰痛を無くす方法を学べると思って整体業界へ!
それから数年後、ガソリンスタンドから工場に職場は変わり、その工場も満期となり求人誌を見ていたら気になる見出しを発見。
『未経験からでもOK!本物のツボ押し整体の技術を学びませんか??』
という打ち出し。見た瞬間に閃いてしまったわけです。
「そうか。腰を治す方法を知ればお金をかけて整体に行かなくていいんだ!」
当時20歳か21歳。実に単純である。
という訳でようやくはじめの話に戻ってきた訳なのですが、自分の腰痛を無くす方法を教えてもらえると期待して整体に興味を持ったのです。
当時はまだガラケーの時代で、今のようにネットで簡単に検索が出来る時代でもなく、本を読んでもちんぷんかんぷん。
なら、習った方が早いんじゃ?そんなノリでスタートした感じです。
当時のツボのイメージはテレビで見る魔法のボタンのようなイメージ。押せば一瞬で腰が痛くなくなる場所を教えてもらったら辞めよう。
仕事として続ける気もなく、自分の腰が良くなる方法を知りたい。それだけの軽い気持ちでのスタートでした。
現実は厳しく、魔法のボタンなんてものもなく。
優秀な先生が厳しくて本当に3日目で辞めようと思う日がすぐにやってくるのですが・・・。
(それはまたいつか書き記せたらなと思います)
最初に今思うとただの運動不足だったと表現しましたが、今の押圧の方法って体幹を最大限に使う静かな運動なんですよね。
腕が疲れそうってイメージされる方が多いけど、それは逆でいかに腕の力を使わずに圧を入れれるかがすごく大事なんです。
それのおかげで今は当時のような腰痛は全くなく、すぐに辞めようと思っていたこの仕事も気付けば14年。
腰痛がなかったらこの道はなかったんだとしたら少しだけ腰痛に感謝です。
それと、腰痛があったからこそ辛い気持ちがよくわかるんです。
だからこそ安易に主訴ばかりに目を向けないで様々な原因に目を向けたいなって思うんです。